冒険を夢見る少女ピコは、夜の遊園地で幽霊の少女マコと出会います。
突然の事故で命を落としたマコは、一人残した母親を慰めるため、一日だけ入れ代わってほしいと頼みます。
ピコは霊界空港を訪れ、個性豊かな霊や空港職員らと過ごすのですが、マコから預かった「光の国」行きの白いパスポートが、いつの間にか地獄行きの真っ黒に!
ピコは約束の時間までに白いパスポートを取り戻し、マコと無事に入れ代わることができるでしょうか―。
シンプルにドラマチックに
「原点に戻ろう。」
『夢から醒めた夢』の第一回のクリエイティブミーティングは、演出家のこの言葉から始まりました。
振付の謝珠栄さん、照明の吉井澄雄さん、美術の土屋茂昭さんをはじめ、初演からこの作品に関わってきたスタッフが集結し、新しいミュージカル『夢から醒めた夢』はスタートを切りました。
特に主人公ピコが命を失って幽霊となったマコと出会う重要な遊園地シーンをどう作るかが課題となりました。
今回は、遊園地に出てくる全ての人々(ダンサー)が「夢の配達人」の化身として登場し、遊園地で起こる全てを夢の配達人がコントロールしているイメージです。それに伴い、このシーンの衣裳も一新。より一層想像力をかきたてられるファンタジックな夜の遊園地へ皆様を誘います。
美術の土屋は、「ピコが想像している世界を表現することで、観客がシンプルに劇の世界へ入り込んでいただけるようにしました」と話しています。
また、今回は一部を除き初演の森英恵さんの衣裳が復活します。ピコ、マコ、デビル、エンジェルなど、それぞれのキャラクターを生かした目にも楽しい素敵なデザインです。
振付は、謝珠栄さんが全面的にリニューアル。
歌詞のイメージを大切にし、音楽と言葉と動きが見事に融合しています。たとえば、「部長」「暴走族」「ヤクザ」の三人組が霊界に来たいきさつを語るナンバーでは、時にユーモアたっぷり、時に哀愁を感じさせるステージングになっています。
初演から30年目を迎えた『夢から醒めた夢』、どうぞお楽しみください。
スタッフ
作 = 赤川次郎 (『夢から醒めた夢』角川文庫)
演出 = 浅利慶太
台本 = 浅利慶太・奈良和江
作曲 = 三木たかし・宮川彬良
作詞 = 奈良和江・浅利慶太
振付 = 謝珠栄
美術 = 土屋茂昭
照明 = 吉井澄雄
キャスト (2017年6月8日更新)
※アンサンブルは五十音順です。
※出演者は都合により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
公演日程
劇場アクセス
JR東日本アートセンター(東京・浜松町)
● JR 山手線・京浜東北線「浜松町」駅北口より徒歩約7分
● 都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」駅B1出口より徒歩約9分
● 東京臨海新交通ゆりかもめ「竹芝」駅より徒歩約 3分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮 ください。
チケット発売日
●「四季の会」会員先行予約
4月8日(土) 午前10時より
● 一般発売
4月15日(土) 午前10時より
料金 8,500円(税込)
※「四季の会」会員・一般共通、全席指定
当日券の販売について (2017年6月7日更新)
既にお伝えしております通り、おかげさまで前売り券は全て完売となりました。
改めて当日券販売についてご案内致します。
なお、当日券は全公演でご用意いたしますが、若干数の販売となります。
■販売場所
自由劇場「当日券売場」
■販売方法
開演90分前より抽選にて購入順を決定し、1番の方からご購入いただきます。
当日の販売枚数に達した時点で、受付終了となります。あらかじめご了承ください。
■購入枚数制限
お一人様2枚まで
■料金
8,500円(四季の会会員・一般共通/税込)
■ご注意
・先着順の購入ではございません。
・当日券の枚数は日によって異なります。
・当日券のチケット代金は現金精算のみとなります。
・クレジットカードはご利用いただけません。
前売り券のご購入
注意事項
▼日程及び開演時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承ください。
▼3歳以上のお子さまが観劇される際は、お席をお求めください。2歳以下のお子さまを膝の上に抱いてご覧になる場合でも、お抱きになる方の肩より頭が出ないお子さままでとし、後席へのご配慮をお願いいたします。
▼本公演は「四季の会」会員としてチケットぴあで購入することはできません。
劇団四季スマートチケットは対応しておりません。
▼チケットに関するお問い合わせ
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(10:00~18:00)
▼公演に関するお問い合わせ
浅利演出事務所
03-3379-3509